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【実体験から解説】セミダブルのマットレスはこの人数で使うのがおすすめ!

【実体験から解説】セミダブルのマットレスはこの人数で使うのがおすすめ!

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更新日: 2023.11.12
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筆者睡眠健康指導士

睡眠健康指導士として、睡眠のサポートや体に合った寝具の選び方に関して情報発信。オーダーメイド枕の企画、販売など一貫して担当。


用途に迷うセミダブル

セミダブルサイズとは?

マットレスを購入する際に考えるサイズの中で、最も紛らわしい表記がこのセミダブルのマットレス。

シングルでもなく、ダブルでもない。1人用なのか、2人用なのか、判断がつかず購入することをためらったり、さまざまな記事やSNSを見て比較検討されている方が多いのではないでしょうか。

セミダブルのマットレス体験

東京に出てきて初めての一人暮らしでシングル、セミダブルの両方のサイズを試しました

かつ、セミダブルの時には2人での利用も体験したことがあるため、実際にセミダブルのマットレスがどれくらいのサイズなのかを実体験も交えてご紹介させていただきます。

セミダブルのマットレスの疑問を解決

本記事ではセミダブルのマットレスを検討している方に役立つ情報をご紹介します。

セミダブルのマットレスを理解するために他のサイズとの比較サイズを元にした利用できる人数と体験談、そして正しいマットレスの選びの方法をご紹介することで、読者の皆様に合ったマットレスに出会える記事です。

マットレスのサイズを簡単比較

代表的なマットレスのサイズは5種類

セミダブルのマットレスを含む代表的なマットレスのサイズは5種類あります。

シングル、セミダブル、ダブル、クイーン、キングサイズという順番でマットレスのサイズが大きくなっていきます。

マットレスサイズの簡単な覚え方

マットレスはサイズが1つ大きくなるごとに横幅が20cmずつ大きくなります。

引用元:https://emma-sleep-japan.com/

シングルのサイズが100cm(1m)なので、セミダブルは120cmのように20cmずつ広げていくことでサイズを簡単に把握することができます。

セミダブルのマットレスが合う人数は?

マットレスごとの利用人数

マットレスはサイズによって利用できる人数の目安が決まっています。

セミダブルのマットレスを含む5種類のマットレスの大きさごとの利用人数の目安を確認していきましょう。

1人利用のサイズ

マットレスを1人で利用する際は、シングル〜セミダブルのサイズが基本的な推奨のサイズとなります。

セミダブルのマットレスでは、寝返りをしてもスペースが余るくらいゆとりがあります。

一方で、1Rや1Kの部屋にお住まいの方はセミダブルのベッドだとスペースをとり、狭く感じる可能性があります。

セミダブルは物が少ない人におすすめ?

セミダブルのマットレスを1Rや1Kで利用する際は、比較的物が少ない方に利用いただくのをおすすめします。

2〜3畳程度のスペースを利用することを想定すると、セミダブルのマットレスで部屋がいっぱいになる可能性があります。

2人利用のサイズ

マットレスを2人で利用する際には、セミダブル以上のマットレスが基本的な推奨サイズとなります。

シングルのマットレスを中長期的に2名で利用することは、小柄な方でない限りかなり厳しいと思われます。

クイーンやキングサイズは?

クイーンやキングサイズのマットレスは幅が大きく2名以上の利用を推奨しますが、比較的広い玄関や家ではないと搬入ができない可能性があるので注意が必要です。

横幅が広いためエレベーターや玄関に搬入ができず、購入したのに利用できないということも起きてしまいます。

クイーン以上のサイズのマットレスを利用したい場合は?

シングルサイズのマットレスを2つ購入し横に繋げて利用する方法がおすすめです。

シングルを2つ繋げるとキングサイズより大きいサイズとなり、搬入自体も簡単なのでゆとりを持って2人以上でも眠ることができます。

セミダブルのマットレスを2人で使うのは?

大柄な方でない限り、セミダブルのマットレスを2名で利用することは問題ないかと思います。

セミダブルのマットレスであれば、2人が並んで寝てもややスペースが余り、少しのスペースであれば寝返りをうつこともできます。

セミダブルのマットレスを2人で使う注意点

セミダブルのマットレスでスペースを余すことはできますが、2人だとやや窮屈さが出てしまうので、隣の人の寝返りや振動が響きやすく、夜中に起きてしまって眠れないこともありえます。

特にいびきをかきやすい方夜中に寝返りが多い方は2人でセミダブルのマットレスを利用する際は注意が必要です。

結局セミダブルは1人か2人利用か?

実際に使ってみた体験談だと、同棲や結婚でマットレスを2人以上で利用する方には、セミダブルのマットレスは少し窮屈で小さいため、おすすめしません

1人でゆったりとしたベッドスペースを確保したい方には、セミダブルのマットレスをお勧めします。

陥りがちなマットレス選び

セミダブルのマットレスに限らず、マットレスを比較検討する際に、よくある間違った選び方があります。

よくあるマットレス選びの間違い
  • いきなり専門店に行って購入をする
  • ECサイトでマットレスを比較して購入する

マットレスを購入する際に、このように「いきなりマットレスを買いに行く」という選び方はやや危険です。

いきなり購入が危険な理由とは

先ほど紹介したようなマットレスの選び方をすると、このような問題が起こる可能性があるので、お勧めできません。

起きてしまう問題
  • 店員に勧められて予算以上のマットレスを購入
  • 自分の体に合った素材を選べず睡眠の質が下がる
  • 高価な物なので返品ができず、合わないマットレスを使い続けてしまう

このように衝動的な買い物で予算以上のマットレスを購入してしまったり、体に合わないマットレスなのに返品ができない事態に陥る可能性があります。

セミダブルのマットレスの正しい選び方

セミダブルのマットレスの購入を検討している読者の皆様は、先ほど紹介したような選び方を回避し、正しい選び方をマスターしていただきたいと思っております。

マットレス選びで大事な3つの観点

正しくセミダブルのマットレスを選ぶために、考えていただきたいポイントは2つあります。

上記の3つを事前に条件として仮で決めておくことで、実際に店舗に行って購入する際に、条件に基づいた適切な判断ができるようになります。

マットレス選びで考えるべき3つのポイント

①予算設定

②素材決め

①予算設定

セミダブルのマットレスを購入する際に、予算の設定は最も重要な条件です。

予算を設定しないと、衝動的にブランドの高いマットレスを購入する可能性があり、体に合わなかった場合に返品ができず使い続けないといけないリスクが出てきます。

どれくらいの予算がちょうど良い?

予算設計に明確な指標はなく、引越しや寝具を新調したいタイミングで、「どれくらいまでならマットレスに費用をかけても良いか?」という仮の基準を持つことが大事です。

分割払いなどで無理に衝動的に高いマットレスを購入してしまうリスクを回避できるような条件設定をしていただければと思っております。

セミダブルマットレスの相場

セミダブルのマットレスの価格相場を簡単にご紹介させていただきます。

セミダブルのマットレスの価格相場
  • 低価格:〜5万円
  • 中堅価格:7万〜
  • 高価格:10万〜

高価格帯はブランドによって大きく変化するため、上記を目安としてマットレス購入を検討してみてください。

②素材決め

セミダブルのマットレスを購入するために、実際に肌に触れるマットレスの素材について条件を決めていきます。「マットレスに何を求めるか」という視点で考えてみてください。

高反発と低反発マットレス

マットレスには高反発低反発という弾力の度合いを表すものがあり、セミダブルのマットレスを購入する際にも必ず考えるべきポイントです。

高反発と低反発マットレス
  • 高反発:反発性が強く安定感があり寝返りが打ちやすい
  • 低反発:反発性が弱く沈み込むような感覚で横向きに寝やすい

ボンネルコイルとポケットコイル

セミダブルのマットレスを選ぶ際に、ボンネルコイルなのか、ポケットコイルなのかは是非確認していただきたいポイントです。

<ボンネルコイルとポケットコイル>
  • ボンネルコイル:バネが連結してマットレスの中で一つの塊になっており、点ではなく面で反発を生み出すため、高反発で安定感のある寝心地を体感できます。
  • ポケットコイル:バネが独立した状態で袋に詰められてマットレスの中に敷き詰められており、点で体に反発を生み出すため、体圧分散に優れソフトな寝心地が特徴です。

特に元々腰痛を持っている方や、現在使っているシングルやセミダブルのマットレスの寝心地に違和感を感じている方はポケットコイルを推奨します。

ウレタンとラテックス

ウレタンフォームは高反発マットレスの中で最も一般的な素材で、反発が強く浮き沈みを感じにくいのが特徴です。

ラテックスはゴム素材でできており、抗菌性が高く各有名ブランドや高価なマットレスにも活用されています。ゴムの素材なので匂いがやや気になる方やゴムアレルギーの方にはあまり向かない素材です。

自分に合ったマットレスを見つける

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