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マットレスの捨て方がわかる!6つの処分方法とメリットを詳しく解説

マットレスの捨て方がわかる!6つの処分方法とメリットを詳しく解説

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更新日: 2023.11.12
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筆者睡眠健康指導士

睡眠健康指導士として、睡眠のサポートや体に合った寝具の選び方に関して情報発信。オーダーメイド枕の企画、販売など一貫して担当。


マットレスの基本的な捨て方は最初の確認が大切

マットレスの買い替えや引越しの際、その処分方法について頭を悩ませることは多いですよね。大きくて重いマットレスは、一般的な家庭ごみとして捨てることができません。この記事では、マットレスの適切な捨て方を解説します。基本的な捨て方を理解するために、まずは以下の3つのポイントを押さえましょう。

確認1:粗大ごみの品目

マットレスは大きさと重さから通常、粗大ごみとして扱われます。しかし、自治体によっては粗大ごみとしてマットレスを受け付けていないため、まずは自分が住む地域の自治体のルールを確認することが必要です。自治体のウェブサイトや電話相談窓口などを活用しましょう。

確認2:スプリングの有無

マットレスは種類によって、捨て方が変わることがあります。具体的には、マットレスにスプリングが入っている場合、金属として分別されることがあります。そのため、自分のマットレスがどのタイプなのかを把握することが大切です。

確認3:自治体のごみ分別と出し方

自治体によって、マットレスの出し方や処分日、手数料などが異なるため、事前の確認が必要です。分別方法については、自治体が提供するごみ分別ガイドやアプリで確認してください。また、出し方や手数料を確認する際は、自治体のホームページや問い合わせ窓口を活用しましょう。

これら3つの項目を確認することで、自分が住む地域でマットレスをどのように捨てるべきかが明確になります。また、粗大ごみとしてマットレスを出す際には、事前に収集予約をすることが一般的です。予約方法や期日についても自治体のホームページなどで確認しましょう。

間違った捨て方で処分してしまうと、罰則の対象となるおそれがあります。自治体のルールを守り、適切な方法でマットレスを捨てましょう。また、マットレスの購入を検討中の方は、購入前に捨て方についても確認しておくことをおすすめします。

マットレスの捨て方6選

マットレスの寿命は7~10年程度といわれていますが、その間に引越しなどで新品への買い替えが必要になることもあるでしょう。マットレスは粗大ごみとして捨てるのが一般的ですが、大きくて重いため適切に処分することが難しい場合もあります。そこで、マットレスを処分する方法を6つ紹介します。それぞれのメリット・デメリットや費用を比較して、自分に合う方法を選択しましょう。

処分方法その1:粗大ごみとして回収してもらう

マットレスの捨て方として最も一般的なのが、自治体の粗大ごみ回収サービスを利用する方法です。しかし、そのまま出すのではなく、以下のような手続きが必要です。

まず、マットレスを粗大ごみに出す前に、自治体のごみ分別ルールを確認しましょう。マットレスを粗大ごみとして受け入れていない自治体や、スプリングが入っている場合は、特別な処理が必要となることがあります。

そのうえで、粗大ごみの収集を申し込むための手続きを進めていきます。多くの自治体では、粗大ごみは予約制となっており、インターネットや電話で収集日と時間を指定して予約します。また、粗大ごみの収集には手数料が発生するため、その費用も確認しておきましょう。

メリット・デメリット

自治体の専門的なサービスによって、安心してマットレスを処分できる点がメリットです。また、自宅まで回収に来てくれるため、大きなマットレスを自分で運ぶ必要がありません。

一方で、自治体によっては手数料が高額になったり、予約から実際の回収までに時間がかかったりするデメリットがあります。また、マットレスの種類によっては粗大ごみとして受け入れられないケースもあるので、自治体のルールを確認する手間が必要です。

費用

粗大ごみとしてマットレスを回収してもらう費用は、自治体により異なりますが、3,000円~5,000円程度が一般的です。詳しい費用は、各自治体のウェブサイトや粗大ごみ受付窓口で確認してください。

処分方法その2:不用品回収業者に依頼する

マットレスを自力で処分するのが困難な場合や、粗大ごみとして出す手間を省きたい場合は、不用品回収業者に依頼する方法も考えられます。不用品回収業者を利用する際は、まずインターネットや電話で依頼をします。マットレスの大きさや重さ、状態などを伝えて、見積もりを取りましょう。

見積もり金額に納得したら、回収日と時間を決定します。指定した日時に業者が自宅に訪れ、マットレスを回収してくれます。

メリット・デメリット

不用品回収業者に依頼するメリットは、自宅まで回収に来てくれるため、重たいマットレスを運ぶ必要がない点です。また、専門の業者が処分してくれるため、処分方法を自分で調べる手間が省けます。

デメリットは、費用が高くなる可能性があることです。また、信頼性の低い業者に依頼すると、不適切な処理をされてしまうおそれもあります。そのため、業者選びは、口コミや評判をチェックするなどして慎重に行わなければなりません。

費用

不用品回収業者やマットレスの状態にもよりますが、5,000円~20,000円程度が相場です。費用は業者に直接問い合わせ、見積もりを取るとよいでしょう。

処分方法その3:切って燃えるごみで処分する

手間はかかっても、コストを抑えて自分でマットレスを処分したい方には、マットレスを細かく切って一部分ずつ燃えるごみとして出す方法がおすすめです。

マットレスを手で裂くか、ハサミやカッターナイフを使用して小さく分割します。分割できたら、地域のごみ回収日に合わせて、燃えるごみとして出しましょう。

ただし、マットレスの素材や構造、地域のごみ処理ルールによっては、この方法が適用できない場合があります。特に、金属製のスプリングが内蔵されているマットレスや、特殊な素材で作られているマットレスを処分する場合には注意が必要です。

冒頭で紹介した確認1:粗大ごみの品目、確認2:スプリングの有無、確認3:自治体のごみ分別と出し方をチェックしましょう。

メリット・デメリット

直接的な費用がかからない点が大きなメリットです。また、自分の都合に合わせて少しずつ処分できます。時間に余裕がある方には便利な方法でしょう。

デメリットとしては、マットレスを切り裂くのに大変な労力がかかることが挙げられます。また、一度にすべてを処分することは難しく、何度もごみ出しが必要となるがため手間がかかります。さらに、自治体によってはこの方法が許可されていないこともあります。

費用

基本的には、ごみ袋の費用以外に出費はありません。

処分方法その4:新品購入時に回収してもらう

新しいマットレスを購入する際に、古いものを回収してもらえる場合があります。購入する際には、古いマットレスの回収サービスが提供されているかどうかを、販売店やメーカーに確認しましょう。

回収サービスがあれば、追加料金を払うことで古いマットレスを回収してもらえるため、時間と手間をを省けます。

メリット・デメリット

メリットは、新しいマットレスを購入するタイミングで古いものを手間なく処分できる点です。自分で運び出したり、粗大ごみの手続きをしたりする必要がありません。

ただし、すべての販売店やメーカーが回収サービスを提供しているわけではないため、購入前に確認が必要です。また、追加料金がいくらかかるのかもチェックしておきましょう。

費用

新品購入時の回収サービスの費用は、販売店やメーカーによって異なります。数千円から一万円程度が相場とされていますが、詳細は購入先に問い合わせて確認してください。

処分方法その5:オークションやフリマで売却する

マットレスがまだ使用可能な状態であれば、オークションサイトやフリマアプリで売却することもよい方法です。

売却する場合は、まずマットレスの状態を確認し、清潔で使用可能な状態であることを確認します。次に、フリマアプリやオークションサイトに登録し、商品の写真と詳細な説明を掲載します。価格は相場を調査して設定しましょう。

メリット・デメリット

メリットは、マットレスの処分に費用がかからないだけではなく、利益を得られる可能性もあることです。また、必要な方に直接マットレスを譲ることで、リサイクルや廃棄物の削減にも貢献します。

一方で、デメリットとしては、マットレスの状態がよくないと売れにくいことや、販売・発送の手間がかかることなどが挙げられます。また、大きな物品を発送する際の送料は購入者が負担するケースが多く、購入を躊躇する方もいるため、価格設定に工夫が必要です。

費用

基本的には無料で利用できますが、フリマアプリやオークションサイトによっては利用料がかかる場合があります。また、商品が売れれば利益を得られますが、販売手数料や振込手数料などが発生する点にも注意しましょう。

さらに、送料を自分で負担する場合は、赤字にならないよう適切な価格設定が求められます。

処分方法その6:買取業者に依頼する

状態がよければ、マットレスの買取を専門に行っている業者への依頼もおすすめです。まずはインターネットで買取業者を探し、依頼の連絡をします。その際、マットレスの状態やブランドなどを伝え、買取可能かどうかを確認しましょう。

買取が可能であれば、業者が自宅まで来てマットレスを持ち帰り、その場で買取金額を受け取れます。

メリット・デメリット

自宅まで業者が来てくれるため、持ち出しや配送の手間がほとんどかかりません。また、処分にかかる費用がかからず、逆にお金を稼げることも大きなメリットです。

しかし、マットレスのブランドや状態によっては、買取を拒否されるデメリットがあります。また、想像していたよりも買取価格が低い場合があることも覚えておきましょう。

費用

買取業者に依頼する場合、基本的に支払いは必要ありません。ただし、一部の買取業者では出張費が発生するため、事前に確認しておきましょう。

ここまで紹介したように、マットレスの処分についてはさまざまな方法があります。自分の状況や予算、マットレスの状態などに応じて、最適な捨て方を選択しましょう。そして、新しいマットレスで快適な眠りを手に入れてください。

マットレスは購入前に捨て方を考えておくことが大事

新しいマットレスを選ぶときは、多くの方が快適さやサイズ、価格などを考慮しますが、「マットレスの捨て方」も確認するべき重要な要素です。

マットレスの寿命は平均で7~10年です。寿命を迎えると、マットレスはその快適さを失い、健康や睡眠の質に悪影響を及ぼすおそれがあります。そのため、適切なタイミングでマットレスを交換することが重要です。

多くの自治体では、マットレスは粗大ごみとして分類され、特定の手順を経て処分しなければなりません。収集日や申し込み方法、処分費用などは自治体によって異なるため、事前に確認しておきましょう。。

粗大ごみとして捨てる方法以外には、不用品回収業者に依頼する方法や、新しいマットレスの購入時に引き取ってもらう方法、フリマアプリなどで売却する方法があります。それぞれメリットとデメリットがあるため、自身の状況や予算に合わせて最適な方法を検討してください。

新しいマットレスを購入する前に「マットレスの捨て方」を計画的に考えておくことで、ストレスフリーに買い替えができ、新しいマットレスでの快適な睡眠をより早く楽しめるでしょう。

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